2026/09/14
皆さま、院長の山本です。
各地で水害が頻発していますね、被害にあわれた方にはお見舞い申し上げます。
自分の生活圏の環境や備えを見直すきっかけになりました。
さて、先月末に接着に関するセミナーを受講してきました。
昨年参加した東京での接着のセミナーで講師をされていた大阪大学の先生が、
ご講演されるとのことで復習を兼ねて参加しました。
▼セミナーの様子です
昨年の横浜での日本歯科医学会でも登壇されていて、ご講演を聞きましたが、
今回も含めて、聞くたびに新しい情報を聞けて大変勉強になります。
今回で一番勉強になったことは、接着における水分の悪影響についてです。
被せものを歯に付けるときに唾液や血液や歯垢などがついていると
接着力が下がるのは容易に想像できますが、
水分も接着阻害因子に明らかにされています。
被せものに水分のある時と無い時の重量を計測して、
接着力の低下と水分の存在が一致しているという研究結果は興味深かったです。
特に、近年保険導入された白い被せもの(CAD/CAM冠)は水分の影響を受けやすく、
接着直前にブラスト処理という微粒子を吹き付ける操作が重要であることが分かっています。
▼当院での処理の様子です
当院でもブラスト処理で接着直前に水分を完全にとばして、
歯の方もしっかり乾燥させ、吸引でお口の中の湿気も少なくして
被せもの等を装着しています。
皆さまには、お口の中がカラカラに乾く感じで不快感があるかとは思いますが、
長持ちさせるためと思い、その瞬間だけご辛抱いただけたらと存じます。
