矯正治療|枚方市 津田、藤坂の歯科医院|津田歯科診療所

矯正治療

当院は、20年以上に渡って、矯正治療を行ってきておりますが、 専門医による治療ではございません。
しかし、当初から、日本矯正歯科学会の指導医でおられる保田好隆先生に師事し、
現在も、 『保田矯正塾』にて、日々、知識と技術の研鑽に努めております。

院での矯正治療のメリット
①常に保田先生のアドバイスを受けられる体制
専門医でないデメリットを補い正確な治療をご提供するために、常に保田先生のアドバイスを受けられる体制を整えております。
②毎回の調整料がかからない
専門医の先生が治療されるより、回数や期間がかかる可能性があるためです。
患者様の経済的負担を抑えることができます。
③自院調剤したフッ素洗口液を無料でご提供
一般歯科ならではのメリットもあると考えております。
矯正装置がお口の中にあると、虫歯のリスクが上がりますが、予防処置や、早期発見早期治療には強みがあると考えております。
当院では、矯正終了後に歯並びは奇麗になったが、虫歯が出来て決まったという悲劇が起こらないように努めております。

当院が行っている矯正治療についてご紹介させていただきます。

基本理念
矯正治療の一番大きな目的は奇麗な歯並びですが、当院では、見た目だけでなく、お口の機能が正しく発揮できるようにして、
全身の健康に貢献する矯正治療を目指しています。
治療の流れ
1

診断&治療計画

歯と骨格の診断として、CTと口腔内スキャナーを利用します。
通常は見えない歯の根の位置や状態を把握できる3D矯正診断により、納得の治療計画を立てていきます。
CT撮影
口腔内スキャナーデータ
治療前のデータ
治療後のシミュレーション
また歯並びは、唇や頬っぺたや舌の中にある筋肉の動きや力によって大きな影響を受けます。
診断で示したような歯や骨の状態からの診断だけでなく、お口周りの筋肉の状態も詳しく診ていきます。
2

治療の開始

当院では様々な治療法をご用意しております。
患者様の骨格や、呼吸法などを拝見し、適切な治療法を組み合わせて進めていきます。
アライナー矯正(いわゆるマウスピース矯正)をできる体制は整っておりますが、向かない症例も多いので、
それですべてを行うことは想定していません。

歯の位置を細かくコントロールして並べるために、当院では従来のブラケット矯正を基本としております。

またその他の矯正治療のテクニックとして、 『アラインチューブ』という器材を利用した矯正治療も行っております。
全ての症例に使えるわけではありませんがが、メリットも多い方法です。
従来の矯正よりも目立たず、嚙み合わせたときに上下の歯の間にスペースが少なくて装置が付けにくい 場合にも使えます。
歯垢が溜まりにくく、歯磨きもしやすいので虫歯のリスクを抑えることができます。
また治療中の装置の位置を変更しやすいため、進捗具合に応じて臨機応変に修正できます。

▼基本のブラケット矯正

▼アラインチューブを利用した矯正

治療と合わせて大切なこと
歯並びに影響する悪い習慣の一番大きなものは口呼吸です。
口呼吸 → 舌が下がる → 上顎を内側から押す力が弱くなり幅が狭くなる → 歯並びが悪くなる

お口の機能的な問題によって歯並びが悪くなっている場合には、
一旦きれいに並んでも、機能的な問題が解消されていないと後戻りしやすくなります。
逆に、機能的な問題が解決できれば矯正治療をしなくても歯並びが改善される場合もございます。
当院では矯正と合わせて、機能的な問題を改善するためのツールを準備しております。
お口のトレーニングのリーフレットやチェック表を使った指導
お口を閉じる力の測定器を使って
数値で改善されたかを確認
安価で家庭でも楽しく簡単にできるグッズの提供
シュガーレスガムを舌で上顎に押し付けるトレーニング
顎のサイズが小さい方は‥
生まれ持った骨格が原因の場合には、お口の機能を改善するためのトレーニングも上手くいかないことがあります。
そのため、当院では小さな顎を大きくする治療も取り入れております。
主に以下のような装置を使って行います。取り外しのできない装置で大変そうに思われるかもしれませんが、
お子様はすぐに慣れられます。
また、入れ歯のような装置やマウスピースのようなものでは、顎の骨が大きくならないことは明らかにされています。
この装置を使うことで上顎が拡がり、鼻の通りが良くなります。その結果、口呼吸の改善がされやすくなります。
口呼吸が改善されることで歯並びに大きな影響をもたらします。
矯正器具の誤差を無くす工夫
少し専門的な話になりますが、当院ではブラケット矯正の装置を付けるために、インダイレクトボンディング法を採用しています。

口腔内スキャナーのデータを元に3Dプリンター模型を作成し、その模型上で歯に付けるためのパーツを製作します。
従来の型取りをして作成する方法よりも、工程を減らすことで、より誤差が少なくなるとされています。

患者様のお口のために、必要な新しい技術を採用していくことを意識しております。

▼口腔内スキャナーデータ

口腔内スキャナーデータ

▼3Dプリンターで作成した模型

3Dプリンターで作成した模型
実際の口腔内をリアルに再現することで、誤差が減ります。

矯正に関してご質問がございましたら、お気軽にご相談ください。