2026/01/27
皆さま、こんにちは。院長の山本です。
前回のお知らせで、現在、80歳の6割以上の方が、
20本以上の歯を維持されていて喜ばしいことではあるが、
トラブルの種が増えることでもあるとお伝えしました。
今回は、そのトラブルの一つ、歯の根にできるむし歯についてお話しさせていただきます。
年齢を重ねると、様々な要因で歯肉が下がっていきます。
その結果、本来隠れている歯の根がお口の中にむき出しになります。
歯の根は食べ物をかみ砕く必要がないので、
歯の嚙む部分にある硬いエナメル質が存在しません。
根の表面は柔らかく、虫歯の原因の酸で溶けやすくなってます。

これに対抗するには、次のことに気を付けると良いです。
1)お口の中に食べ物が入る回数と時間を減らすこと。量は関係ありません。
因みに、のど飴などを長い時間舐めるような行為は一番危険です。
2)歯磨きの時に、硬い歯の噛む部分よりも柔らかい歯の根を重点的に磨くこと。
ただし強くこすりすぎると根がすり減りますので、優しく丁寧に磨いてください。
3)フッ素を効果的に使うこと。
歯の根の虫歯予防を目的とした歯磨剤やフッ素洗口液を利用するのも有効です。
▼当院のフッ素洗口駅・歯磨剤の例です

4)定期検診を受けること。
根の虫歯は急速に進行するので、早期発見早期治療が肝心です。
当たり前のような話ばかりですが、少し気を付けるだけでお口の中の環境は良くなります。
いつまでもご自身の歯でしっかり噛めるように、普段のセルフケアを見直して頂けると幸いです。
次の機会に、続きのお話をさせていただきたいと思っております。
